「チームがうまく失敗し学ぶために私にできること」の補足と裏話
2019年11月25日、LINE Developer Meetup #58 にて登壇の機会をもらったので、「チームがうまく失敗し学ぶために私にできること」というタイトルで発表してきました。
慣れない登壇で上手く伝えきれたか不安なので、言い訳がましく補足をしていこうと思います。
補足
今回の話は、チームにより安全かつ効果的に失敗から学んでもらいたい・もらえる環境をつくっていきたいという私の個人的な思いの元、それを実現していくためにどんなことを考えているかを言語化したものでした。
ですのでチームメンバーと合意をとって取り組んだことというよりは、私がどういう思いを持っていて、どういう思考プロセスを経てどういう行動を起こしているか、というやや自分語り的な内容となっています。
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発表の中で失敗の分析方法について触れていますが、これは私が日常的もしくは定期的にしている方法になります。チームが出来上がったばかりの頃は特に丁寧にやっていたため付箋やホワイトボードの写真が残っていましたが、今ではノートの端切れに殴り書いたりと雑に(短時間で素早く)やっています。
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失敗と向き合うために心に留めていることとして「失敗は実績解除だ」と締めくくっていますが、「実績解除」という言葉は人によっては馴染みのないものだったかもしれません。発表の仕方を工夫すべきだったなとまさしく失敗から学んだ点でもあります。
ここで伝えたかったことは「学ぶための貴重な機会である尊い失敗体験をネガティブな言葉で表現したくない」ということでした。
裏話
登壇が苦手なので日頃の発信はブログで行っているのですが、せっかく登壇の機会をもらえたので文字だけでは伝えにくいことを言葉と図で伝えることにこだわりたいと思って臨みました。その効果が如何ほどだったかは測れていないので、聞いていただいた方からのフィードバックを楽しみにしています。
ちなみに私が登壇資料をつくるときは
- 伝えたいことを箇条書きでリストアップする(ここでほぼ内容を固めます)
- 声に出して何度も話しながら流れを組み上げる
- 話しながら思い浮かぶ図を手書きで書き起こす(ここでスライドのおおよその枚数が見えてきます)
- Keynoteでスライドをつくる
という流れになることが多いです。
グラレコ
最近Meetupの参加メモをiPadで手書きで取るようにしているので、おまけとして公開しておきます。
「LINEリサーチ開発におけるScrumのこれまでとこれから」 by 門谷さん
「仲間の多様な価値観を尊重しつつ、チームとして成果を出すための戦略」 by 米原さん
グラレコ(っぽいもの)を手早くそれっぽくつくるコツは「背景色をつけて白文字にすること」と「矩形で情報を束ねること」だと勝手に思っていますが、もっといい方法あれば是非アドバイスいただけると嬉しいです!